その他雑記

「が」と「は」の違いが分からない人向けに丁寧に説明してみる

「は」と「が」はどちらも主語になる

次の二つの文で考えてみましょう。

  1. あなたは笑った。
  2. あなたが笑った。

この場合どちらも笑ったのがあなたということが分かりますね。つまり笑った主語はどちらもあなたです。

次にこの二つの文で考えてみましょう。

  1. あなたは笑ったのを見た。
  2. あなたが笑ったのを見た。

このとき笑った人が違うことがわかりますね。1.の文では笑ったのはあなた以外の人で、2.の文では笑ったのがあなたですね。

つまり「が」は直後の述語に影響を及ぼすが「は」は遠くの述語に影響を与えることがあるということです。ここまでをまとめてみましょう。

「が」は格助詞である。主語にあたるものを示す。

「は」は係助詞である。主語にあたるものを示す場合とそうでない場合がある。

係助詞「は」の役割

係助詞「は」には主語を示す役割以外にも別の役割があります。勉強していきましょう。

会話のなかで「君は歌はうまいよね」とか「今日はかっこいい」とか言いますね。このとき、逆に歌以外はダメなのかなと感じたり、今日以外はかっこよくないとか感じたりしませんか?

このように「は」にはある物事から1つのものを提示する役割があります。

「は」と「が」の使い分け

  1. 羽生結弦は金メダルを獲得した。
  2. 羽生結弦が金メダルを獲得した。

この二つの文について考えてみましょう。どちらも同じように思いますが、決定的に違うことあります。

それは既に知っている情報(既知情報)がどちらで、まだ知らない情報(未知情報)がどちらということです。まだピンと来てないと思います。

分かり易く説明します。まず1.の文が答えになる質問文を考えてみましょう。

1.羽生結弦は何色のメダルを獲得したの?になりますね。

2.の文が答えになる質問文も考えてみましょう。

2.誰が金メダルを獲得したの?になりますね。

質問文に変えてみると何を聞きたい・伝えようとしているかが違うことが分かりますね。

  1. の文では既知情報→羽生結弦 未知情報→金メダル
  2. の文では既知情報→金メダル 未知情報→羽生結弦

というふうになります。

つまり既知情報の後には「は」がつき

未知情報のあとには「が」がつくということです。

まとめ

「は」は係助詞である。「は」は遠くの述語まで影響する。

「は」は既知情報のあとにつく。

「が」は格助詞である。「が」は直後の述語に影響する。

「が」は未知情報のあとにつく。

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