その他雑記

暗記に頼った勉強なんてただの作業ゲームでしかない!!

私は現在大学生です。

最近、思うようになったことがあります。それはもう少し高校の時勉強を真面目にしていれば良かったということです。勉強を全くしていなかったというわけではありません。勉強方法が間違っていました。

暗記に頼る勉強は辞めたがいい

私の勉強方法は主にこんな感じでした。

 

とりあえず解き方を暗記すれば定期テストは余裕でいい点が取れる。

 

たくさん問題を解いて、答えを覚えてしまおうという作戦です。

ここでいう解き方はこの問題の時はこうすればいい、と意味も分からず暗記してしまう方法です。

高校生の頃はこれでいいと思い込んでいましたが、大学生となった今、

あほなことしていたなー

と後悔しています。今、私と同じような勉強をしている人は本当に辞めた方がいいです。

この勉強法でいいことは記憶力が良くなるくらいです。

記憶力はどうでもいい

ですが、ぶっちゃけ記憶力はどうでもいいです。

というのも記憶はコンピュータに任せてしまうのが一番だからです。この日に自分が何をしていたのか思い出せなくても写真フォルダや日記帳を振り返ればすぐに分かりますね。それと同じように最低限の知識は自分の脳に記憶して事細かなことは機械に任せればいいです。

 

どんだけ記憶していても使わなければすぐに忘れていきますね。そんなことを覚えてもぶっちゃけしょうがないです。

 

なおさら忘れることを記憶するなんて時間の無駄ではないでしょうか。

 

数学の意味も分からない解き方・答えを覚えたところで、どうせすぐ忘れるので意味がないです。原理を覚える方が身になります

 

昔の時代ではコンピュータがそれほど普及進歩していなかったので人間が記憶している必要がありました。

ですが、現代は違います。何か気になったことがあれば検索すればすぐに出てきます。人間が覚えておく必要性はあんまりないです。

物事そのものの意味を理解する

では、何を意識して勉強すればよいのか?

それが何を意味しているのか考えることを大事にすべきです。

 

ここでひとつの例を挙げます。電力というのを物理で習いますね。電圧×電流で求められるやつですね。ここで先ほど考え方をしてみましょう。

電力とは何かと聞かれてすぐ答えられますか?

 

電圧×電流で求められるやつではだめです。

一言で説明すると電力とは1秒間当たりに消費するエネルギーです。

 

ではなぜ電流×電圧で求められるのでしょうか?高校時代、私はここを丸暗記してました。定義を知ってしまえば当たり前のように分かります。

電流とはある断面を通過する電荷の時間的変化の割合です。ある時間内でどれくらい電荷が移動したかというものです。1秒間に1Aの電流を流したとき、1クーロンの電荷が移動したということです。単位は[c/s]としておきます。

 

電圧はある二点間で1クーロン(C)移動させるエネルギーのことです。単位は[j/c]とします。

つまり電圧[j/c]×電流[c/s]は1秒間に、あるクーロンの量分だけを移動させたエネルギーのことです。単位で計算して分かるように[j/s]となります。1秒間の消費エネルギーですね。

このように考えれば電力は何か、そしてどのように求めればよいのか分かります。

 

昔の私はこんなことを考えずにただ単に暗記して覚えていました。ただ単に暗記しているだけではすぐに忘れてしまいます。

原理・定義を理解して覚えればテストを終えた後でも覚えておくことができます。というか色々な分野まで応用させることができます。

 

基礎はできても応用が出来ない人の原因はここにあるのではないでしょうか。とりあえず解き方を覚えてるだけでは応用問題に対応できません。なぜそのような解き方をするのかまで理解していれば応用問題にも対応できます。

こんな感じに高校の頃から勉強していれば良かったと思います。

具体的な勉強方法

で「結局どんな感じに勉強すればいいのか!!」

 

抽象的な話ばかりだったので具体的な勉強方法について述べます。

「おそらく勉強しなさい」と言われると演習問題を解くと思います。

まずはインプット

そうですが、その前のインプットが大事です。インプットとはどのようにするかですが、まず教科書を読みましょう。どこを読むかというと公式の導出や定義についてです。

ただし、教科書だけだと考え方が偏ってしまいます。なので、色んな人の考え方を取り入れるためにネットで調べてみます。この公式はどのように求めているのか、どういう意味かなどをネットで調べてみます。

 

そして、大体自分のなかで考えがまとまったら実際に問題を解いていきましょう。どうしてそのような解き方をするのか、この答えは何を意味しているのかうっすら分かるはずです。何をしているのかわからず問題を解くよりも、何を求めるために解くか知っているだけで問題を解くのも苦痛ではなくなります。

 

難しい単語ばかりで書かれている文章がありますが、実際はそんなことありません。1つずつの単語の意味を理解していれば実際はそこまで難しくない文章です。単語の意味が分からないから難しく思えるのです

勉強も同じです。分からないことばかりなので難しく見えてしまいます。分からないことを一つずつ理解していけば簡単に思えてきます。

高校生のあなたが中学の問題を見れば簡単に見えるのと同じです。私からしたら高校の問題は簡単に感じます。もちろん難関大学の過去問は解ける気がしません。

以上のように勉強をすれば自然と解けるようになります。もし、暗記ばかりに頼っていくと定期テストは良い点を取れるが、実力テストなどでは良い点が取れなくなってしまいます。

定期試験は良い点だけど実力テストで点が取れない謎でも説明しています。

 

最後に

勉強が楽しくないのは暗記に頼った勉強になっている。ただの作業になってしまっているからです。

本当の勉強は何か興味を持ったことに対して、自分の頭で考え、色々試行錯誤をして試す。そして分かったという結果を手にする。

 

暗記に頼った勉強をしていた人は少しは自分の頭で考えるようにしましょう。少しは勉強が楽しくなります。

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