大学生はバイトをするもの
そんなイメージがあります。
けれど、大学生なのにバイトをしていない人も少なくないでしょう。私もその一人です。
大学生でバイトをしていないのは悪い、ダメという風潮があります。yahoo知恵袋でも大学生でバイトしていないのは悪いことなのかという質問をよく見かけます。
↑こんな感じの質問です。
大学生でバイトをしていない人は肩見が狭いです。大学生はバイトしなくてもいい。という考え方の人もいます。
私もバイトをしていないので、バイトをしていないのは悪いことなのか?について書いてみました。少しでもバイトをしなくてもいいのだと思ってもらえると嬉しいです。
目次
大学生でバイトをしている割合
大学生はバイトをしている人が多いイメージ。しかしどれくらいの人がバイトをしているのでしょうか?
大学生でバイトしている割合は70%
くらいです。アンケート調査によってばらつきがありますが、平均すると70%くらいです。
つまり
残りの30%はバイトをしていない
です。
アルバイト就労率は71.7%(自宅生78.2%・下宿生66.1%)https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
大学生74.0%、短期大学64.7%https://www.jasso.go.jp/about/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2018/06/01/data16_all.pdf
実施している大学生は63.7%でhttps://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/daigaku_jittai/hon/daigaku_jittai_2_2_4.html
これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれです。私は思ったよりも少ないというイメージです。3割もしていないので意外としていない大学生が多いです。
バイトをしない理由
バイトをしない大学生の理由とは?
第1位「勉強やサークル・部活動が忙しいから」46人(52.3%)
第2位「興味がないから」9人(10.2%)
第3位「金銭的に余裕があるから」6人(6.8%)
第4位「やりたいアルバイトが見つからないから」5人(5.7%)
第5位「体力的に自信がないから」5人(5.7%)
1位は忙しいからです。つまるところアルバイトの優先順位が彼らの中では低いということです。勉強が一番にくるのは当然です。
サークルや部活よりも、アルバイトの優先順位が高い人もいると思います。バイトをしない人の中ではアルバイトの優先順位は低いということですね。
2位の興味がないからというのはどういうことでしょう?働くことに興味がないのか、それともお金に興味がないのか、どっちなのでしょう。これは私には分かりません。
働きたくないからなら分かります。
3位の金銭的に余裕があるから、すごく分かります。金銭的に余裕があれば働く必要はないです。私が宝くじで数十億円当たれば働かないでしょう。それと同じです。
4位のやりたいアルバイトが見つからないから、これもすごく分かります。私は田舎の方に住んでいるので時給も低いですし、働くところはスーパーかコンビニくらいしかないです。
時給が低いなら働きたいと思わない、のが当然でしょう。
私がバイトしない理由
私がバイトをしない一番の理由はお金に困っていないし、やりたいことが多いからです。
この記事で書いたように私はやりたいことが多いです。大学生なのにバイトしていない私の生活を公開!
ブログにプログラミングにイラストにゲームにアニメ等々。バイトをする余裕はありますが、するほどでもないのでしていません。
一方バイトをする理由は何か?調べてきました。
バイトをする理由
おそらく一位にお金のためがくるでしょう。大人が働く理由と同じです。ですのでお金以外で働く理由についてのランキングは次の通りです。
第1位 人生経験のため 136人(37.9%)
第2位 社会勉強のため 100人(27.9%)
第3位 暇つぶし 55人(15.3%)
第4位 就職活動での自己PRのため 22人(6.1%)
第5位 友達づくりのため 15人(4.2%)
1位の人生経験のためと社会経験のためは、ほぼ同じような気がします。人生の中に社会で働くことが含まれています。
実際に働くことで世の中は色んな人が働いているおかげで回っていることが分かります。私も少しバイトをしていた経験があるのでその気持ちは分かります。
3位の暇つぶしは
自分が今したいことがないからバイトをしている
ということです。これが本音だと思います。1位や2位の人生経験のためは建前の気がします。
就職活動での自己PRのためにバイトを頑張ってきました。と言っても大学生でバイトを経験した人は80%以上います。他の学生と差別化するのは難しそうな気がします。
友達づくりのため、大学のサークルだと同じ学校の人としか付き合わないのでバイトは友好関係を広める上で大切です。私も前のバイト先で外国人労働者と仲良くなりました。グラシアスというスペイン語を覚えました。
ただ、友達づくりといっても別にバイト以外でもできます。勉強会にいったりボランティアに参加したりとバイト以外でも友好関係はつくれます。
バイトだと長く付き合わないといけないので、もし苦手な人がいたらストレスを感じます。
大学生がバイトをする理由は暇だしお金が欲しい、それだけだと思います。もちろん学費のためにバイトを必死にしている人もいるでしょう。
バイトをしないメリット
バイトをしないメリットは自分の時間が確保できることです。
自分の時間が確保できる
バイトは時間を売って対価としてお金を得ています。大学生の時間というのはとても貴重なものです。社会人になってからは毎日8時間労働、それに残業というロスタイムつきです。
全く自分の時間が確保できません。
大学生の時間をなんとなく浪費してしまうのは無駄です。友達と遊んだり、休憩の時間も大事ですが、ずっとダラダラと過ごすのはもったいないです。
大学生は働かなくても親に文句を言われません。自分にとって夢中になれるものを見つけて行動してみるといいです。
バイトをしないとお金がない
バイトをしないとお金が無くなる。
それはごく当然のことです。収入が一切なくなるからです。
お金が無くなったら短期バイトをする
お金が無くなりそうになったら、長期休暇に短期バイトをすればいいです。大学の長期休暇は2カ月近くあります。
1月くらいバイトをすれば10万は余裕で貯まります。私は春休みひと月で20万ほど稼ぎました。ただ、週5で勤務だったのでとてつもなく疲れました。こんな日々を毎日送るなんて嫌と感じ、バイトをやめ自分の力で稼ごうとしました。
奨学金や親に頼る
いざとなれば奨学金や親に頼ってみるのもありです。
出世払いは全然ありです。貴重な時間をバイトで過ごすよりも有意義に使うなら親にお金を借りればいいです。大人になって返せば問題ありません。
自分が大人になって子供ができたとき、バイトをしなくてもお金に困らないように子供に投資という名のお小遣いを与えるようにしたいと私は思っています。
やりたいことがあればいい
自分のなかにこれがやりたいといことがあればそれをやるべきです。
大学生は自由で時間もあります。働くようになったら、週5日で働かされます。今よりも自分がやりたいことに費やす時間や体力は必ず減ります。お金に余裕があるなら、時間もあって体力もある大学生のうちにやるべきです。
私もいまプログラミングやブログをかいています。
将来大金を稼ぐためのスキルやら技術をつけるのに最適です。
どうせ大学4年間バイトをしても多くて稼げて400万です。ならバイトをせずにスキルを磨いて働きだして400万以上多く稼げばいいだけです。私はそんな風に思っています。
学生という肩書を有効活用できる
社会人社長と学生社長、どっちの肩書きの方がすごそうですか?
当然学生社長の方がすごそうなイメージがあります。学生という肩書きにはそれだけでかなりのアドバンテージがあります。
学生というだけでチヤホヤされます。
せっかくの学生という身分を有効活用しないのはもったいないです。
就職活動で不利なのか?
私はまだ就活をしていないのでなんとも言えませんが、サイトや体験談を読んだところそこまで影響はないです。
バイト経験がないと自己PRや話のネタにはできません。その点で困るかもしれません。ですが不利になるということはないです。
就活の面接時に問われるのは性格や会社への志望度、大学で何を学んできたのかです。
バイト経験があれば話を膨らませやすいですが、他に打ち込んできたこと、例えば部活、サークル、ブログ等、があればそれについて語ればいいでしょう。
結局はバイトでもなんでもいいのでそこから何を学んだかが大事です。
そもそもバイト経験者は80%以上いるのでそこで差別化するのは難しいです。
まとめ
- 大学生でバイトしていないことを気にする必要はない
- 自分が本当にやりたいことを続ければいい
- 就職活動で不利にならない