今さらながらダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?を1巻から13巻までまとめ買いしてきました。そしてとりあえず2巻まで読みました。
これは人気になりますわ。納得のおもしろさがありました。
読んでみた感想、どこがおもしろいのか少しだけまとめてみることにします。
ダンまち納得のおもしろさ
そもそもアニメは視聴していたので、だいたいの話は覚えていました。ただ、視聴したのが2,3年前なのであまり覚えていなかったです。
世界観
ファンタジーものに分類されます。
ダンジョンという迷宮にもぐって冒険をするお話です。ここまではありきたりの設定です。
神様
ダンまちの魅力の一つは神様しょう。神話に登場する神様が人界に降りてきて人間の姿をまねて普通に生活を送ります。そしてファミリアと呼ばれる家族みたいな集団を作ります。
冒険を生業とするファミリア、鍛冶を専門とするファミリア、商業を主にするファミリアなど様々です。
他の作品でいうところのギルド的なものに当たります。
ステイタス
そしてステイタス。
背中に神聖文字(ヒエログリフ)を神血を媒介にして刻むことで能力を引き上げる神の恩恵(ファルナ)。なかなかにおもしろい設定です。
ただ、敵を倒してレベルアップではなくて背中に神聖文字を刻まれることで能力がアップする。そして経験という経験値(エクセリア)の分だけ成長する。
そのキャラの歴史を刻んでいくというものです。
リアリスフレーゼ
そしてスキル憧憬一途(リアリスフレーゼ)も中二男子の心を踊らせるものです。
好きな女の子をおもう分だけ成長する。一種のチートスキルでしょう。信じられないくらいで成長をしていくベル。
ベルが冒険者になった理由が出会い(ハーレム)を求めるという男の子なら一度は夢をみること。そしてベルはずっとそれを目的にしてきた。だから、そんなぶっとんだスキルが発生したのでしょう。
ダンジョンものと思いきやハーレム要素も取り入れたラノベ読者が喜びそうな設定を詰め込んだ欲張りな作品です。そして主人公がどんどん成長していく爽快感もあります。
これは人気でますわ。
キャラ
そしてキャラ
ヒロインたちがかわいいです。
ぼくっ娘ロリ巨乳のヘスティア、金髪で物静かなアイズ、シルさんに加えてエイナさんと、かなりの女性陣から好意を抱いているベル。うらやましい限りです。
リアリスフレーゼのスキルで成長していくベルを見るヘスティア、それは嫉妬したくなります。でも私はアイズよりもヘスティアへの想いの方が大きいのではないかと思っています。
その辺は2巻以降のお楽しみにします。
文章
ラノベは文よりも中身を楽しむものです。ダンまちは程よく読みやすい文章です。最近読んでいる86エイティシックスのように難しい漢字を多用せず、そして出来事、オブジェクトをそのまま描写するのではなく、ちょっと工夫して書いています。
かなり読みやすいです。
GA文庫大賞の作品だけあるとおもいました。
アニメでは設定のところが大雑把だったり、カットされているシーンがあったり(記憶のある限りでは)と原作を読んでさらに理解を深めれました。気になった方はぜひ。