ラノベ

【俺ガイル13巻】感想・ネタバレあり 雪ノ下雪乃の最後のお願い

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13巻が11月20日発売されました。開店と同時に買ってきました。

そしてさっそく読みました。読んだ感想についてまとめました。

そのまえに一言だけ

 

戸塚の出番をもっとください

 

俺ガイル13巻の感想だけ読みたい人→感想(ネタバレあり)部分に飛ぶ

11月1日に11月の刊行予定が更新され13巻の表紙が公開されました。

なんともかわいい表紙。サブレと由比ヶ浜さんのツーショットです。一つ思うことが物語上の季節が春ならまだ冬服なのではないでしょうか?

ただ、今までの俺ガイルの表紙を見た限り物語上の季節と表紙の服装は一致していないので、そこらへんは適当なのでしょう。

 

13巻の表紙が由比ヶ浜さんなら14巻の表紙は雪ノ下さんになりそうですね。つまり、雪ノ下エンドの可能性があります。もしくは3人の表紙になるかもしれません。14巻の表紙も楽しみですね。

俺ガイル13巻 あらすじ

エンドロールが流れる前に

暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。
それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって――。
雪ノ下雪乃は、最後まで見届けて欲しいと願った。由比ヶ浜結衣は、このままずっと一緒にいられたらと祈った。美しい夕日に時が止まればと願っても、落日を迎えなければ新しい日はやってこない。前に進むために諦めること、終止符を打つこと。悩むまもなく、巻き戻すことも出来ず、エンドロールは流れ始める……。

 

あらすじが公開されました。

前の巻の12巻で本物が欲しいと願った比企谷、比企谷と雪ノ下が二人一緒になってしまうのが怖くてこのままの関係がいいと望む由比ヶ浜、自分のやりたいことを最後まで見届けて欲しいと願う雪ノ下。

「・・・・・・いつか、助けるって約束したから」

と言って雪ノ下のもとに助けにいった比企谷、比企谷の気持ちに気づいてしまった由比ヶ浜。

プロムの件は比企谷がなんとか解決しそうと期待してしまいます。しかし、またも助けられた雪ノ下はどう思うのでしょうか?雪ノ下さんの本当の気持ちが知りたいです。

 

 

前の12巻が発売されて1年とちょっと経過したので、忘れている人向けに軽く12巻をまとめました。

俺ガイル12巻の内容

雪ノ下の依頼と謝恩会のプロムがメインでした。

雪ノ下の依頼

雪ノ下は父の仕事を継ぎたい。

跡継ぎは姉の陽乃だと母が決めていたが、自分が継ぎたいと思っていた。

話し合ったうえで決めたい。それを比企谷と由比ヶ浜に見届けて欲しい。

しかし、陽乃が聞きたかった話はその話ではなかった。陽乃が聞きたかった話は何か?

陽乃が聞きたかった話は雪ノ下と由比ヶ浜、八幡の今後の関係でしょう。

比企谷のお兄ちゃん気質

比企谷は川崎の妹の京華、小町、いろはすに頼られると嬉しい、自分の存在価値を見出していた。自分がどうしたいかという気持ちは置いて、自分はこうだからしないといけないみたいに考えているのが比企谷らしいです。

3人の関係性

雪ノ下と八幡の関係

雪ノ下は八幡に依存している。八幡も雪ノ下を助けることに優越感に浸っている。この関係をやめて本物を求めている。雪ノ下はそのためにプロムの件を一人で取り組んでいる。

由比ヶ浜と八幡

由比ヶ浜は八幡に好意を抱いている。八幡は雪ノ下と由比ヶ浜から好意を抱かれていると気づいている。

由比ヶ浜は本物を手にしたら、八幡と雪ノ下との関係がこれまでとは違うものになってしまうと知っている。だから本物なんて欲しくなかった。偽物でもいいから今のままの関係を望んでいる。

雪ノ下に八幡をどう思っているのか聞いててもはぐらかす、由比ヶ浜の気持ちを汲み取って譲るかするだろうと知っている。だから八幡についてを聞くことができないでいる。

これまで雪乃がなんでもできる強い人間だと思っていたが、実は由比ヶ浜こそが強い人間だった。

 

ここからは13巻のネタバレあるので気にしない方、読み終わった方のみでお願いします

 

俺ガイル13巻の内容(ネタバレ)

由比ヶ浜を置いて雪ノ下を助けにいった八幡。平塚先生は「プロムを自粛してほしい」と言った。八幡に「雪ノ下は誰かに依存せず自分の力でプロムをやり遂げようとしている。それでも君は助けるのか?」と問う。八幡は「関わらない選択はない」と答えた。

八幡は生徒会室に向かう。八幡は「責任をとりたい」「だからお前を助けたい」と雪ノ下に告げる。しかし、雪ノ下も「原因は私にある」と言う。八幡は雪ノ下とは別のやり方をとる。そして勝者が一つ言うことを聞かせることになった。

家に帰った八幡はプロムについて色々調べる。妹の小町とくだらない会話をし、翌朝学校に向かった。登校の途中に由比ヶ浜と出会った。昨日あったことを由比ヶ浜に話すと由比ヶ浜は「あたしも手伝っちゃだめかな」と聞いてきた。八幡は断ることできなかった。

駅前のサイゼで作戦会議。材木座、戸塚、川なんとかさんを呼んだ。戸塚かわいい♡ 当て馬的なプロム計画を立てることで二者択一にし本命を通すやり方をする八幡。これまではすべてを伏せ誰かの理由にしてきた八幡だったが、八幡自身の言葉で説明した。

何時ぞやかの遊戯部の二人に協力してもらうことに。雪ノ下のプロム案の当て馬になるように、さらに大規模なプロムを計画した。

部長会に協力をしてもらうために葉山と話をした。しかし、協力は得ることができなかった。男の意地として雪ノ下を助けたいと口にした。

玉縄とプロムの打ち合わせをした。いつものことながら、玉縄は前髪をふーっふーっと吹き上げていた。折本の介入によりとりあえずは目的を果たすことができた。陽乃さんにもプロムのリークを頼んだ。

目論見通り雪ノ下ママがやってきた。雪ノ下ママには当て馬のことはお見通しであったがプロムが行える方向になった。

雪ノ下は「勝負も関係もこれで終わりにしよう」と言う。そして「由比ヶ浜さんの願いを叶えてほしい」と言った。

13巻の感想

これまで紆余曲折した3人でしたが、まちがえてきた関係を終わりにして新しくはじめるそういった話でした。心理描写、比喩表現が卓越で読み応えがありました。

 

対立した雪ノ下と八幡

12巻の最後に雪ノ下を助けると言った八幡でしたが、逆に対立してしまいました。と言っても最終的な目的は同じだけど、やることがアンチプロムを計画し当て馬になること。雪ノ下も八幡がやろうとしていることを予想していました。依存とも捉えれるし信頼しているとも言えます。

 

八幡たちはアンチプロムを計画していきましたが、さすが雪ノ下ママ。八幡のやろうとしていることはお見通しでした。そこに平塚先生の助けが入るも、プロム自体に否定的な考えは変わりませんでした。

しかし、雪ノ下ママ自身がプロムに反対ではありません。雪ノ下ママは上の立場上、なるべく問題が起こらないように選択しているだけです。要は雪ノ下ママをこっち側に引き込めば味方として最強のカードになります。かつての事故のおかげで味方につけプロムを行う方向になりました。

もちろん雪ノ下たちも問題にならない程度にプロムの企画を修正してきたはずです。ただ、八幡の方に焦点がいきすぎてしまい、八幡の頑張りのおかげで雪ノ下ママを説得したと私は感じてしまいました。雪ノ下サイドの努力は次巻明らかになるのでしょう。

 

疲れ目に効くとからしい眼鏡はかけることなく、ただデスクの脇に置かれたままで91p

この眼鏡は八幡が雪ノ下に誕生日プレゼントとして送ったブルーカット眼鏡です。眼鏡に頼らないとこからもさりげなく雪ノ下の意志を表現しています。さすがですね。

八幡の成長

八幡の成長が分かった巻でもありました。これまでは周りにも相談せずに自分一人で何とかする、周りを傷つける。

今回のプロムでは成長した八幡が見れました。何かするにしても言い訳を探していたのが自分の気持ちを相手に伝え助けを求める。これまでは誰かが傷つくやり方をしてきた八幡が誰も傷つかないような方法をとりました。

八幡がかなり成長したなと思いました。

 

男の意地

八幡が葉山との会話で口にした男の意地言ったことは最後まで曲げずにやり遂げることです。

もともとの八幡は自分に嘘をつかない。そしてそれを雪ノ下も持っていました。二人の共通点でした。八幡は一度助けると言ったからには最後までやり遂げる。そして雪ノ下も一人でやると言ったからには最後まで一人でやりきる。

二人の最後までつらぬく姿勢という共通点がこじれていった。しかし、これで良かったと思います。妥協するのは二人が嫌いなことです。勝負という形で決着をつけることは二人らしい方法です。

 

まあ私からしたら、はなはなめんどくさい二人だなと思っていましたけど。

八幡の好きという気持ち

八幡は由比ヶ浜が好きというのが私の予想です。

12巻では雪ノ下が好きと思っていましたが、最近1巻から読み直して考えを変えました。雪ノ下に対しての気持ちが異性としての好きではなくて、友達としての好きの方がしっくりきます。

八幡自身の口から誰が好きというのは書かれていません。由比ヶ浜の独白で八幡と雪ノ下が両想いだと語られているだけで由比ヶ浜の予想でしかないです。由比ヶ浜の独白のせいで八幡は雪ノ下が好きと勘違いしていました。

 

冷静になって考えてみると八幡と雪ノ下がカップルしている図が想像できません。八幡と由比ヶ浜の方が私はしっくりきます。

勝負も関係もこれで終わりにしましょう

最後に雪ノ下が放った言葉です。雪ノ下のこれまでの関係(共依存)を終わりにして新しく始めたいという意志があります。新しく始める気がないとも読み取れます。八幡たちとの関係自体を終わりにする。

これまで八幡が奉仕部として活動してきたのは平塚先生が1巻で言った勝者が負けた方になんでも命令できるという勝負があったから。働くの断固反対の八幡が奉仕部として働くなんて通常では考えられません。しだいに八幡自身がこの関係を求めるようになっていきました。

その勝負が終われば雪ノ下と奉仕部で活動する理由がなくなります。

奉仕部

この作品の始まりでもあり、3人の関係をつなぎとめていた(しがらみともなっていた)奉仕部。葉山グループたちの偽ってでも今の関係を続けようとする欺瞞がかつての八幡は嫌いだった。しかし、3人で奉仕部として活動していくうちに自分を偽って上っ面だけの関係も悪くはないと思うようになった八幡も少なからずいます。

生徒会選挙のとき、今の奉仕部の関係がなくなるのが怖くて雪ノ下と由比ヶ浜が当選しないようにしていた八幡。しかし、雪ノ下は生徒会長になり奉仕部として活動はできなくなっても本当の彼・彼女との関係は続くと信じていました。

奉仕部という理由がなくなってこそ八幡が言う本物が見つかるのでしょう。

 

3巻の由比ヶ浜との被害者と当事者の関係を終わらせて一から始めたようになると期待します。ただ、あの八幡と雪ノ下なのでどうなることやら。

由比ヶ浜さんの願いを叶えて

勝負に勝った雪ノ下さんが命令した(願ったこと)です。

これはずるいです。八幡が雪ノ下の自分に対する気持ちに気づいていても、八幡は約束だからと由比ヶ浜さんの願いを叶えてしまいそうです。

というか由比ヶ浜さんを交えずに勝敗を決めてもいいのかと思いましたが、今回のプロムに関しての勝負ならばありなのでしょう。

 

八幡はどう行動するのか、そして由比ヶ浜は何を願うのか?全部貰うと由比ヶ浜は11巻で言っています。八幡もそしてこの奉仕部3人の関係(ゆきのんと友達でいること)をもらうのでしょう。

タイトル通り恋愛に関してどんどんねじれていきまちがった方向に進んでいきます。頑固の雪ノ下と自意識の化け物の八幡。はやくくっつけばいいのにと思ってしまいます。

 

最後まで、自分の想いは言わず由比ヶ浜に譲る。雪ノ下の自立について深く描写されていないので、雪ノ下が成長していないように感じました。ただ雪ノ下の依頼もあります。プロムが落ち着いたら、家のことについて言うのでしょう。

雪ノ下と友達になる

1巻の2章の最後と6巻の最後で雪ノ下に友達となろうと誘うも断れるというやり取りがありました。

なら。
なら、俺と彼女は。
「なあ、雪ノ下。なら俺が友」
「ごめんなさい。それは無理」

14巻では奉仕部という関係がなくなり、友達という関係になるのではと思います。2度あることは3度ある、3度目の正直となるのでは。

由比ヶ浜とのカップル感

13巻で八幡と由比ヶ浜は彼氏彼女の雰囲気が出ていました。ほとんどのシーンで一緒にいました。ネカフェではペアシートでお互い意識しあっていたり、帰りも一緒だったりと付き合っていると周りから誤解されるレベルです。

これが14巻ではどっちに傾くのか?

interlude

今回のinterludeは各キャラについてでした。八幡、由比ヶ浜、雪ノ下、葉山、一色、陽乃。本文では八幡視点で書かれているので八幡以外のキャラの心情は分かりません。interludeで各キャラがどのように思っているのか読め、かなり心がえぐられました。

 

とくに由比ヶ浜のはつらかったです。初めて好きという気持ちが登場しました。

結末を知っている。だから少しでも長く3人の関係が続けばいいと願っている。だから気づかないふりをして自分を騙す。それが寝たふりをしてごまかすという描写がネカフェでのシーンでありました。

玉縄登場

あとは久しぶりの玉縄さんが登場してきました。横文字使いはどこいったのでしたが、ラッパーになっていましたね。八幡と玉縄のラップで返す会話はおもしろかったです。

選択

13巻では何かを選択するという描写が多かったです。一色に対してマッ缶とお汁粉を選ばせたり、小町がとんすいに鍋の具材を取り分けたときも、どちらかを選ばざるをえない状況が書かれていました。プロムも本命を選ぶように当て馬を作ったりと。これが14巻での八幡の選択の前触れなのでしょうか?

他タイトルのネタが多い

正直他作品のタイトルとかネタが多い気がします。そういった作風の作品なら気にはなりませんでした。しかし、当初の俺ガイルと違ってかなり平穏な話ではないです。修羅場と言ってもあながち間違いではないです。読者的にもどっちにいくのか気が気ではないです。

口絵・挿絵

雪ノ下と由比ヶ浜が手をつないで互いに背を向けあっている口絵が色々と伝わってきてつらいです。

今回の挿絵は少女マンガぽい感じでした。6巻くらいのときの絵が一番すきでした。

14巻について

次巻で最終巻です。プロムがかぎとなります。プロムでは男性が女性を誘うのが一般的です。つまり八幡が誰を選ぶのかで結末が決まります。

雪ノ下の願いを由比ヶ浜が素直に受け入れるとは思えません。自分ではずるい子と言っていますが、根は優しい子です。由比ヶ浜が雪ノ下に反論して由比ヶ浜VS雪ノ下の構図になりそうです。

 

選択について

個人的な意見ですが、選んだ選択にまちがいはないと思っています。それを選んだのは他でもなく自分自身です。あとになって振り返れば正しくなかったと後悔することはできます。でもリアルタイムで選んだ選択が正しいかなんてその時には分かりません。

自分に責任を持てる選択をしてほしいです。あとで自分の選択がまちがっていたと分かったなら選択した自分が責任をもつべきです。そういった意味では八幡が責任だからといって意地をはって貫いたのは好感がもてます。

 

一番最悪なのが、選ばない選択です。自分は選びません。あなたたちに選択権をゆずります。という表面では優しいけど、中身は他人任せの上からの態度でしかないです。そして選択という責任から逃げています。選ばない選択はやめてほしいです。

最後の雪ノ下の言葉も由比ヶ浜に譲ったという選択のような気がしますが、責任を八幡と由比ヶ浜に譲った気がしてなりません。

 

あとは雪ノ下の依頼と八幡の依頼はどう回収されるのでしょうか?

 

14巻の発売日

14巻の発売日は今のところ未定です。そう遠くない頃を祈るばかりです。きっと今頃渡先生はカンヅメ状態で執筆しているでしょう。頑張ってください。俺ガイル最終巻14巻の発売日はいつ?

14巻がでるまでしばらくありそうなので1巻から読み直そうと思います。

話は変わりますが、このブログで一番最初に書いた記事が俺ガイル12巻の感想(俺ガイル12巻の感想。雪ノ下エンドはあるのか?)です。なにか懐かしい気分になります。

 

 

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