ソードアートオンライン(略SAO)ですが、2018年12月7日に最新刊となる21巻が発売されます。
それがソードアート・オンライン21 ユナイタル・リングI です。
アリシゼーション編の後の話にあたるソードアートオンラインの新章になります。
21巻の感想記事→【SAO 21巻】感想・ネタバレ有り いつものキリトさんは?
SAO21巻の発売日
SAO21巻の発売日はタイトル通り
12月7日発売です。
表紙も公開されました。
猫耳アリスです。ケットシー種族を選んだようです。またアスナさんが怒りそうですね。アスナさんの服装的には舞台はALOっぽいです。
ユナイタル・リングのあらすじ
詳細なあらすじが公開されました。
サバイバルMMO《ユナイタル・リング》にキリトとアスナ、アリスが挑む!
キリトとアスナが《アンダーワールド》から帰還して1カ月。二人の傍らには、現実世界で実体を得たアリスの姿があった。しかしその平穏は突如破られる。
「…………レベル1…………」
「わたしもレベル1になってる!」
3人が突如巻き込まれた謎のゲーム、《ユナイタル・リング》。それは《ザ・シード》プログラムで構築された全てのVRMMOが融合した《サバイバルMMO》だった。キリトは開幕早々、愛用の装備をすべて失い、パンツ一枚を残すだけとなってしまう。絶体絶命の過酷な状況下、謎に包まれた《VRMMOSVG》に、キリトが挑む――!
茅場明彦が残したザ・シードが融合した新世界の物語になります。いったいどのような話になるのでしょうか?今までたびたび登場してきた茅場とそろそろ決着がつくかもしれません。
気になる文が
愛用の装備をすべて失い、パンツ一枚を残すだけとなってしまう。
これはネタなのか、ガチなのかどっちなのでしょう。
試し読み
試し読みがbookwalkerでできます。
https://bookwalker.jp/dee20375f7-c3f3-460a-868a-edb76e9d4b56/
詳しい内容について
2017年12月9日に発売した「電撃文庫MAGAZINE Vol.59」にてプロローグが公開されていました。
物語の舞台はキリトが《アンダーワールド》から帰還して1ヶ月半後の世界です。小説を読んだ人なら分かると思いますが、もちろんアリスも登場します。
プロローグ
あらかじめ公開されたプロローグの要約です。
星王キリトと電脳化茅場晶彦と思われる会話のログ…そこでザシード連結体<ネクサス>の未来についての会話が行われ星王キリトは電脳化茅場晶彦と同じく成り行きを見守ることに決める
場面は移り3日後アスナの誕生日、そして10日後キリトの誕生日を迎える。アスナの誕生日プレゼントを悩むキリトはユイにアスナが欲しいものをそれとなく聞き出してほしいと相談するも自分で選んで下さいと断られてしまう。
そのためキリトはリズベットやシリカにアスナが好きそうなものをそれとなくリサーチするためALOにタイブするが、リズベットから「45層でスキル上げ中 宿題終わっていたら手伝って」とメッセージが来る。
宿題(レポート)がまだ終わっていなかったためログハウスでレポートを終わらせてから参加することに。
その時ログハウスにアリスが登場。
アスナが帰ってきたと思っていたために「おかえりア…」と発言してしまいアリスが冷ややかな表情に。
その後、レポートを見たアリスがカセドラルの修行時代の課題などアンダーワールドについての思い出話に花を咲かせる。
そしてアリスがキリトに神代博士からの伝言を伝え、熟練度上げに付き合ってほしいとキリトに頼む。
キリトは「レポートを片付けたらリズベット達と一緒にSP上げをやろう」と提案、その発言の最中タイミングが悪くアスナがログインする。
ログインしたアスナとアリスがお互いに挨拶。両者微笑みつつもピリッとした空気が広がる。
キリトは空気を変えるためか咳払いをした後「レポート仕上げないと行けないから 2人は先にリズ達のところに行っておいて」と言いかけた時、凄まじい衝撃がログハウスを襲う。
3人はログハウスの外に出るとキリトの手を握りながら掠れた声で叫び指をさすアスナ
そこには猛烈な勢いで空を埋め尽くしていくヘキサゴナルパターンと「Warnig」そして「SystemAnnouncement」の文字が。
4年前のデスゲームの開始を彷彿させるような演出に思わず不安な声でキリトの名前を呼ぶアスナ。
そしてアスナを手を握り返し4年前の<あの日>のことを思い出すキリト。
(続く)
これだけだとどのような話になるのか想像つきません。アリスが登場してくるのは私としたらとてもうれしいです。
ユナイタルという単語はSAOで出てきた
実はユナイタルという単語はSAOの中ででてきています。それが劇場版オーディナルスケールです。
架空のゲームであるオーディナルスケールの設定についてです。
西暦202X年、全ての平行世界の統合を狙う異世界《ユナイタル》が地球への次元侵略を開始。
生体兵器《DBA》を地球各地へと送り込む。
彼らへの対抗手段である《Dチューナー》及び《Dウェポン》の《適合者(アダプト)》の1人であるであるプレイヤーは《対DBA遊撃隊員》となり、ユナイタルの侵略に立ち向かう。
映画内でキリトたちがプレイしていた、オーディナルスケールという架空ゲーム内の敵勢力の名前がユナイタルでした。
つまり、新章のユナイタルリングは異世界の侵略者と戦う話なのかと期待しましたが違うようです。
ユナイタル・リングというタイトルは、オーディナル・スケールに引き続き数学用語から頂きました。意味はまったくリンクしてません! いままで作中に出てきたVRMMOは、SAOもALOもGGOも誰か詳しい人がいる状態で進行しましたが、今回の舞台は全員ゼロから手探りでWikiも攻略本もありません。
— 川原礫;AW23巻9月7日発売 (@kunori) 2017年12月9日
作者の川原礫先生のツイートには、意味はまったくリンクしてませんとのこと。つまり、タイトルに深い関連性はなく、ただの数学用語です。
平行世界の敵と戦うという話ではなさそうです。
デスゲームではなさそう
商品のあらすじには過酷なサバイバルMMOと書かれています。この過酷なサバイバルがSAOのようなデスゲームではないでしょう。
さすがにまた、デスゲームのアイデアを使いまわしするとは思えません。
小説の設定上、現在はフルダイブマシンにはアミスフィアが使われています。SAOのデスゲームに使われていた、高出力の信号が放出できるようなナーブギアではありません。アミスフィアは安全性を重視されて作られているので、さすがに生死に影響を及ぼすようなことはないでしょう。
18巻の最後はこのように終わりました。
物語はここで終わる。しかし、キリトとアスナ、リーファやシノンたち、そしてアリスの戦いはこれからも続いていく。
彼らが再び剣を手に集うのは「知性間戦争」と呼ばれる最大最後の戦場においてのこととなるが
知性間戦争に関係してくる話かもしれません。知性間とはリアルワールドの人類とアンダーワールドの人工知能が考えられるでしょう。
ただ、川原礫先生のツイートには
21巻からは現実世界に戻って新章開始ということになりますが、ザ・シード系列ともアンダーワールドともオーディナル・スケールとも違う新しいゲームの形をお見せできれば…と思いつつ鋭意準備中ですので、今後ともSAOをどうぞよろしくお願いします! プログレッシブもがんばります!
— 川原礫;AW23巻9月7日発売 (@kunori) 2017年9月7日
新しいゲームの形をお見せできればとあります。
これまでとは違ったゲームの形が私には想像つきません。いったいどのような話になるのか楽しみに待つしかありません。
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