ラノベ

【ダンまち 13巻】感想・ネタバレあり ベルの熱いバトル!!

ダンまち14巻の発売日(12月14日)が明後日に迫った現在(2018年12月12日)、今さら13巻の感想について書いています。

 

アニメは見ていたもののラノベ原作には手を出していませんでした。というのも、1巻から買うとなるとお金が……という理由で見送っていました。

 

ダンまちが非常におもしろいという評判もあり1巻から13巻まで購入し13巻まで到達することができました。ベル君並みの成長速度で読みました。

 

13巻も面白い!そしてバトルが熱い!!

ダンまち12巻の復習

13巻の感想の前に軽く12巻の内容を復習しておきます。

 

ダンまち12巻ではファミリアランクがDになったということで遠征を行ったヘスティアファミリアたち。

24階層まで順調に進むが25階層で強化個体と遭遇する。

 

戦闘の最中、ベルは仲間とはぐれてしまう。残されたヘスティアファミリアのメンバーは何とか生き残っていた。しかし、それも長くは続かない。魔石を喰らいどんどん強くなる強化個体の前で絶対絶命のピンチに……

 

そしてベル君参上。

さらに成長したベル君のおかげで強化個体は撃破。無事にセーフティエリアの18階層まで帰れた。

 

「疾風」が人を襲っているというしらせが……

ダンまち13巻の感想(ネタバレあり)

13巻は後半のバトルが熱かった!!

 

対人戦よりはモンスターとの戦いの方が好きなのです13巻は非常に良かったです。これぞ成長ものって感じでした。

悪役のジュラさんはかませ犬で、あっけなく絶命しました。

ルドラ・ファミリアの生き残りジュラ

13巻での災厄の原因はジュラです。ルドラ・ファミリアの生き残りです。

リューは正義派閥のアストレア・ファミリアに所属していました。そして闇派閥のルドラ・ファミリアと対立していた。

ルドラ・ファミリアたちがアストレア・ファミリアを闇討ちしようとしたときに偶然にもダンジョンから生まれたジャガーノート。

 

ジャガーノートによりアストレア・ファミリアは壊滅しました。

リューさんだけは仲間を見殺しにすることで生き残り、そして仇を討つためルドラ・ファミリアを殲滅させた。

しかしジュラだけ殺しきれなかった。そしてジュラがクノッソスで深層のモンスターを密かに調教したり、ジャガーノートを出現させる方法を研究していた。

 

リューの過去

アストレア・ファミリアの生き残りのリュー。

5年前、対立していたルドラ・ファミリアを全滅させたと思っていた彼女の前に現れたのが片腕のジュラ。

 

そしてジュラを見つけたリューは5年間心の奥底で蓋をしていた怪物が目を覚ました。

 

ラムトンとの闘い

深層37階層から運ばれてきたラムトンことワーム・ウェール。

魔道具に調教されているラムトンはベルとリュー、そしてヘスティアファミリアの前に立ちはだかった。

 

レベル4のベル、リューそしてアイシャなにより春姫がいれば何とかなるだろうと思っていましたが、そこまで苦戦せず倒すことができました。

やはりリューがかっこいい!春姫がチートすぎる。5人までを1レベルアップさせる階位昇華の妖術は強すぎる。

 

ラムトンを倒したもの、ジュラは怪しげな笑みを浮かべる。ラムトンが本当の狙いではなかった。

25階層から27階層までは一つの階層とダンジョンは認識している。階層の約2割のダメージを与えれば、原因を排除するために5年前リューの前に生まれたジャガーノートをダンジョンが生み出すと知っていたジュラ。

そしてジュラはそのジャガーノートさえも調教しようとしていた。

ジャガーノートとの闘い

ここからが熱い!!

 

ベルは闘うも片腕を斬られる。そして首元を狙われるも、カサンドラがヴェルフに頼んだゴライアスのマフラーが守ってくれた。

ご都合主義かもしれない。しかし、預言者のカサンドラがベルのことを思って行動をしたからこそ守ってくれた。ベルが周りから慕われ特別に思われているからこそ一命をとりとめた。

 

絶対絶命、ベルが死んでしまうのか!!

 

そんなことはなくマリィのマーメイドの生き血により復活する。12巻でのマリィの登場はこのためだったのでしょう。逃げるべきなのにベルを助けたい、危険なはずなのにベルを助ける。彼女もベルによって成長したのです。

 

いくら強いベルでもレベル4、そうは簡単に倒すことができません。結局はステイタスの恩恵、レベルが強さそのもの。となるはずですが、ダンまちは「技と駆け引き」というステイタスに依存しない強さがあります。

これまでたびたび出てきました。

ひたすらアイズさんと修行したベル君は「技と駆け引き」を持って格上相手のジャガーノートをぶっ倒します。ここの挿絵は最高にかっこよかった!!

本当の絶望はここから

弱ったすきをみてジュラが調教しようとしますが、あっけなく死亡。

 

まあそうなるでしょ

 

ここで終わらないのがダンまちです。一度は倒したラムトンがベルとリューを襲います。ベルとリューは飲み込まれてしまいます。

そして原因を排除しようと生み出したジャガーノートが倒されてしまった。ダンジョンはさらなる敵を生み出します。

 

迷宮の孤王(モンスターレックス)

 

絶望がリリたちに訪れます。

 

ベルたちはラムトンの体内から脱出しますが、

そこは

 

深層37階層だった……

 

手負いのリューと脱出できるのか!

 

まとめ・考察

今回は神様がまったく関与しない話でした。

ダンまちは悪戯好きな神たちがちょっかいをかけるせいでどんどん悪い方向に話が進んでいきます。

13巻ではジュラの男、そしてダンジョンという母体がベルたちに絶望を与えました。

 

13巻ではリューさんが表紙のわりにまったく活躍していません。というか、まだ過去にとらわれています。仲間を見殺しにした因縁のジャガーノートを倒したのはベルで、リューはほとんど見ていました。

14巻ではリューが活躍し、そしてヘスティアファミリアに所属するのではないでしょうか?

 

深層の37階層に到達したベルを助けるゼノスが来そうです。

 

そして迷宮の孤王・モンスターレックスをどうするのか?

14巻も熱いバトルを期待できそうです。

 

13巻はリュー・リオンのステイタスが公開されました。

レベル4

力:E488 耐久:F352 器用:A888 敏捷:A889 魔力:B717

発展アビリティは狩人:G 耐異常:G 魔防:I

魔法は攻撃魔法に回復魔法

スキルも自身を強化するものを持っています。

 

5年前でこれだったのでずっと成長していたらどうなっていたのでしょう。

 

12巻の遠征からベルたちはステイタスを更新していないので一気に開花しそうです。特にベルはジャガーノートを倒し深層にも到達したのでおそらく半端なく成長するでしょう。

生きて地上に帰ってこればの話ですが、

【ダンまち14巻】感想・ネタバレあり シリーズ最高の話!!

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