前回(5話)の内容
キリトの行方が分からないヒロインたち。ユイちゃんと神代博士のおかげで、キリトの居場所を突き止めた。
神代博士の協力により、オーシャンタートルに侵入することに成功したアスナだった。
目次
6話の内容
STLで治療中のキリト
現代医学ではキリト君の脳は修復不可能。
ソウルトランスレーターでニューラルネットワークの再生を促すことで回復させようとした。それが、前回菊岡さんが説明していた特殊な医療方法でしょう。
フラクトライトは人間の魂です。
プロジェクトの目的
プロジェクトの目的はボトムアップ型汎用性人工知能の開発です。
人工知能にはトップダウン型とボトムアップ型の二つあります。トップダウン型はプログラムを与えることである状況においてはこうしろという命令をしているもの。ただ、未知の状況に対しては対処できないのが問題点としてある。
ボトムアップ型は何も知識をもたないところから一から成長させていくもの。
ライトキューブ =フラクトライトをコピーするもの(人間の魂を保存しておくもの)
菊岡は人間の魂はコピーに成功したがしかし、問題があった。
コピーされたフラクトライトは崩壊する
比嘉のコピーが作られたがしばらくしたら崩壊してしまった。人間を丸々コピーしたものだと存在を保つことができない。
自分がユニークな存在じゃないと認識に耐えることができないらしい。
コピーは意識だけだが、仮に体を与えたらオリジナルの方が崩壊するかもしれないと想像してしまうとぞっとしますね。
最初から成長させる
コピーがダメなら一から作ればいい。
生まれたばかりの赤ん坊の魂をコピーして成長させることでオリジナルを作り出した。唯一無二の魂が作れる。
その環境として仮想世界が使われた。基盤としてザシードが使われているのでソードスキルがアンダーワールドの世界にもあるのでしょう。
4人のラーススタッフが16人の人工フラクトライトを育てた。5000倍の速度で進めることで国を作るまでに成長した。
しかしまた一つの問題が……
人工フラクトライトは法を守りすぎることである。
法を守りすぎる方がいいのではないかと私は思ったが違いました。
アスナさんの推測だと戦争で人を殺せるAIを作るのが目的らしい。そのためには殺人が禁止されている禁忌目録を破るような人が欲しい。
菊岡さんの本当の目的
菊岡さんがSAO事件に加わったのはAIを戦争の兵器にしようという目的だった。
なんとも恐ろしい考えを持っていました。
キリト君を誘った理由
仮想世界に慣れている人間である必要がある。アインクラッドに2年も囚われていたキリトが対象になった。
キリトの影響によって禁忌目録を破った少女がいた。それがアリスだった。
ただ、禁忌目録を少女の意志で破ったというよりはただ躓いて偶然破っただけなので本当の意味では未完成なのではないでしょうか。
ALICEとは
アーティフィシャル・レイビル・インテリジェント・サイバネーテッド・イグジスタンスのい頭文字をとってつけた名前である。
アリシゼーション計画とは戦争で人を殺すAIを作ることであった。
しかし、アリスのフラクトライトはコピーすることができなかった。
公理教会によってフラクトライトは修正されていた。
神代博士と茅場の回想
神代博士がSAO事件の罪について向き合うシーンです。
最後のシーン
最後の神代博士がベットのそばに立つ茅場を見たのはオーシャンタートル内での出来事です。
「本当に困った人だな、こんなところまで来るなんて」
つまり、アリシゼーション編でも茅場は何らかの形で関わってくるのでしょう。
そもそも茅場の脳はスキャンによって電脳化しているので、アンダーワールドの世界に潜んでいるかもしれませんね。
感想
現実世界メインの6話
6話もキリト君は登場せず、現実世界での話がメインでした。
今回はアリシゼーション計画について明らかになりました。アンダーワールドの世界で一から人工知能を作り上げて、戦争の兵器にしようというのが本当の目的でした。
菊岡さんの本当の顔が見れた話でした。これまでキリト君に接してきたのがこのアリシゼーション計画のためだと思うと怖いですね。
キリト君は治療という目的でアンダーワールドの世界に潜っています。
キリト君が生きていることが分かったのでとりあえず安心です。
SAOはただキリト君が活躍する話ではなく、VRやAR、さらには人工知能といった今後の未来を先取りしています。おそらく人工知能の人権も今後重要視されてくるでしょう。
原作者の川原礫先生はさすがです。
来週からはキリト君の話になります。楽しみです。
原作との相違・説明
途中でALO内でのヒロイン同士の会話シーンがありました。
あれは原作にありません。ヒロインに出番を作ってくれた制作の方に感謝です。
詳しくフラクトライトについての説明
アニメではフラクトライトの説明が簡略化されていますが、原作ではもっと事細かに説明されています。魂を加速させて影響はないのか?など。フィクションなので設定についてはアニメくらい軽めに紹介しておけばいいと思います。
AI兵器について
アニメでは戦争の兵器としてAIを開発していると言っていました。我々の世界からすれば信じられないことでしょう。
一応説明しておくとAI搭載の兵器を作って戦争しようではなく、守るための兵器として作られています。
日本では独自に兵器の開発は進んでいないから、独自でもある程度のオリジナルの技術を持とうという感じでアリシゼーション計画がすすめられています。